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8月5日の活動では「万華鏡の製作」を行います。万華鏡の世界をのぞいてみましょう。


万華鏡(カレイドスコープ)の世界
                               川村
 万華鏡というおもちゃがあります。皆さん、子どものころキラキラと輝く
模様をきれいだ、不思議だなと、見つめた記憶をお持ちでしょう。私は模様
の美しさ、おもしろさのわけは何だろう?とずっと考え続けています。花火、
雪の結晶、アラベスク幾何学模様、寄木細工、ステンドグラス、石垣、宝石
のカット、果ては蜂の巣、亀甲、アンモナイト等など。人間の創意が作り出
したもの、自然の摂理が生み出したもの、いや神の手仕事か?この世の中に
はそんな造形物にあふれ興味の対象は数え切れません。

 そんな模様遍歴のつれづれに万華鏡を見つけ、心奪われました。
 万華鏡の原理は小学校の理科の時間に習ったはずですね。3枚の細長い鏡
を組み合わせた構造の筒の一方に模様の材料を入れ、もう一方からのぞくと、
模様が鏡に連続反射して、幾何学模様を映し出すというわけです。千代紙を
筒に巻いた昔ながらの万華鏡から、光学技術とアートを組み合わせた工芸品
としての完成度の高いものまで、さまざまな種類があります。

 8月、むつみで万華鏡を作って遊ぼうということになりました。鏡の箱に
宿る美の小宇宙を、皆さんと一緒に楽しみましょう。不思議の入り口、万華
鏡をおたのしみに。
                         万華鏡の伝道者より



万華鏡を作ろう
                               川村
 ハイ!むつみの工作の時間のご案内です。
 万華鏡は、鏡による光の反射という作用を美術工芸品に結実させたものです。
日米の先端的な作家たちが、ハンドメイドの独創的な作品を次々に発表してい
ます。今はカレイドスコ−プ・ルネッサンスの時代なのです。万華鏡は鏡の組
み合わせのバリエ−ションで、平面はもとより立体的な表現が可能で、具材を
どう動かすかという事にも作家たちは知恵を絞ってアッと言わせてくれます。

 今回むつみでは基本的な、三枚鏡のキットを購入して作るつもりですが、リ
クエストがあればオイルタイプ(通称花火)、ハ−トのラブラブ万華鏡、オル
ゴ−ル木箱の万華鏡なども混ぜます。台所で不要になったラップの芯、ドレッ
シングの空き瓶、ペットボトルなど、日用品廃材を利用してデザインのミスマ
ッチを楽しむのもアイデアですね。

 先日、銀座で万華鏡展を観てまいりました。内外の作家たちの才能と遊び心
がうかがえる素晴らしいものでした。一過性の大ブ−ムではなく、深く静かに
濃い支持をえられるのではないでしょうか。

  我々もまず作ってみましょう。


万華鏡製作チラシ


万華鏡のリンク集
リンク先概      要
カレイドスコープ昔館
イクスピアリ店
万華鏡専門店です。展示品は自由に手にとって覗くことができ、説明もしてくれます。近いところでは、JR京葉線舞浜駅前のイクスピアリ内にもお店があります。万華鏡の芸術性の高さに感動すること請け合いです。